定着と継続

先日、いくつかの製造業の現場責任者にお話をお聞きする機会がありました。
彼らは、中小企業大学校で行われる研修に参加する予定であり、その研修で何を学びたいかという質問をしました。

5Sなど、現場改善の具体的な手法を学びたいというのは当然のこととして、異口同音に言われたのが、それをいかに現場に「定着」させ「継続」するかがいちばんの悩みであるということでした。

 研修で手法は学んだものの、それを現場に持ち帰り、リーダーとしていかにしてそれを部下に伝え、理解させ、やらせるか、そして、継続させていくのか、その方法がわからないというのです。

確かに、組織にルールや考え方を根付かせること、定着させることは大変難しいことだと思います。
そこには真のリーダーシップが求められます。

定着すれば自ずから継続されます。
まずは、定着させることです。

では、真のリーダーシップを支えるものは何か。

それは、リーダーの「本気度」ではないかと思うのです。
リーダーシップの強さはリーダーの「本気度」に比例します。
リーダーが、これぐらいでいいだろう、こんなものでいいだろう、と思えば、部下も、組織も、仕事の成果もそれなりの結果となってしまいます。

リーダーとして組織に何かを根付かせるには、「涙を揮って馬謖を切る」覚悟がいります。
知識や技術は豊富でも、リーダーに「本気の覚悟」がないと、それは宝の持ち腐れとなってしまうのです。

リーダーの「知識・技術」と「本気の覚悟」は組織を前進させる車の両輪なのです。

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