お客様から“顧客”になる瞬間

あるサイトで“人を好きになるきっかけランキング” というものを見つけました。

※「ウエブスターマーケティング株式会社」 https://lovema.jp/koikatsu/sukininarutiming-ranking

男女合わせて500人にどんなきっかけで人を好きになりましたか?という質問をしたところ、男女ともベスト3はまったく同じで、第1位は「優しさを感じた」、第2位は「ギャップを感じた」、第3位は「共通点がある」という結果でした。

今まで意識もしていなかった人が、なにかがきっかけで急に気なりだす瞬間ってありますよね。
それは、商売にも共通する心理です。

先ほどの調査と照らし合わせると、
初めて入った店でとても素敵なおもてなしや特別な待遇を受けた=「優しさを感じた」 商品の説明を受けたら、今まで知らなかったその商品の意外な使い方や食べ方を知った=「ギャップを感じた」 こんなものがあればいいな、ほしいな、とずっと思っていた商品にやっと出会った=「共通点がある」
というイメージでしょうか。

今まで単なる「お客様」だった人が「顧客」になる瞬間、これは、商人が意識しないと作りだせません。           商品を右から左へと流してその手数料を生業とする、というこれまでと変わらない単純なビジネスモデルでは、お客様を顧客にすることができません。

商売には、恋愛とおなじ「優しさ」「ギャップ」「共通点」というエッセンスが欠かせないのです。

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